子育て応援サイト 元保育士が綴る遊びと学び

*

母乳育児とミルク育児で知っておきたい34のポイント

      2015/08/30

母乳育児とミルク育児、どちらが子育てには良いのでしょうか。

母乳育児は何となく自然な感じで、赤ちゃんの健康に良さそうな気がします。
ミルク育児は手軽そうですがお金がかかるイメージがあります。

しかし、これらは母乳育児とミルク育児の特徴の一端でしかありません。
今回は、母乳育児とミルク育児のメリットとデメリットを徹底解明してみたいと思います。

あなたがもし、母乳育児とミルク育児のどちらか決めかねているのであれば
この記事を読めばどちらが自分にあっているのかすぐに判りますよ。
ぜひ参考にしてみてくださいねhappy01note

 

 

1.1 母乳育児の10のメリット

まずは母乳育児のメリットを10個ご紹介します。
ミルク育児を目指している人も、見落としているメリットがあるかもしれませんので
一通り目を通しておいてくださいね。
 

 1. いつでもすぐに飲ませてあげられる

 いつも適温で、服をまくっておっぱいを出せばすぐに飲ませてあげられるのはとてもラクです。
 特に夜間の授乳では、ミルクを作るために台所に行って・・・というステップがない為、そのラクさが身にしみます。

 

 2. ミルク代がかからない

 月々のミルク代は5千円から1万円くらい。1年間のミルク代は約9万円が平均です。
 母乳だとこの分が浮きますね。
 

 

 3. 栄養が豊富で消化が良い

 赤ちゃんに適した栄養バランスで、消化も良くお腹の負担になりません

 

 4. 赤ちゃんが欲しがるだけ飲ませてあげられる

 ミルクと母乳の違いでタンパク質の成分があげられます。母乳は主に消化の良い乳清、ミルクは主に消化の悪いカゼイン。母乳はたくさん飲んでも赤ちゃんの消化器官に負担となることが少ないので、欲しがるだけ飲ませてあげられます。

 

 5. 赤ちゃんに免疫力がつく為、病気になりにくい

 母乳には免疫物質が含まれていて、病気やアレルギーの予防につながります。

 

 6. 授乳には子宮収縮作用がある為、母体の回復が早い

 授乳により分泌されるオキトキシンには、子宮収縮や止血の作用があるので、産後の母体早期回復につながります。

 

 7. 乳幼児突然死症候群(SIDS)の予防として効果的

 母乳を飲んでいる子はミルクを飲んでいる子よりもSIDS発症率が低いとのこと。
 厚生労働省からもSIDSリスク低減の1つとして挙げられています。

 

 8. お母さんのダイエットに効果的

 授乳はすごくエネルギーを使うので、自然と体重が落ちる人も多いです。

 

 9. おっぱいを吸う力が必要な為、赤ちゃんの脳やあごが鍛えられる

 実はおっぱいを飲むのは、哺乳瓶の乳首と違って意外と力がいるんです。
 おっぱいを吸っているだけで、自然と脳が刺激されあごが鍛えられるのです。

 

 10. 外出の際の荷物が少なくてすむ

 極端に言えば身ひとつあれば授乳可能。ガーゼ、スタイ、ケープがあれば完璧ですね。
 哺乳瓶や消毒セットなどが不要なのでミルクより圧倒的に荷物が少なくなります。

 

 

1.2 母乳育児の10のデメリット

続いて、母乳育児のデメリットを10個ご紹介します。
子供を産んだママが赤ちゃんに母乳をあげるのは自然な事ではありますが
意外なことにミルク育児と比べるとデメリットと取れるものがあるんです。
母乳育児を目指すままにはぜひ知っておいてほしい内容です。
 

1. お母さんは食事の内容に気を付ける必要がある

 脂質・糖質・刺激物の過剰摂取、鉄分・カルシウムなどミネラル不足に要注意。
 また妊娠期から引き続きアルコールの摂取は厳禁です。

 

2. 赤ちゃんの飲んだ量が分からない

 授乳前後での赤ちゃんの体重差を計算すれば哺乳量が分かりますが、毎回は大変ですね。

 

3. 消化が良いので頻繁に授乳する必要がある

 母乳は消化が良く、赤ちゃんはすぐにお腹が空きます。さっき授乳したばっかりなのにまた・・・と感じたり、1日中おっぱいを出しっぱなしってくらい頻繁に授乳することが多々あります。

 

4. 頻回授乳で授乳のリズムが整いにくい

 1時間おきに飲ませてたり・・・なんてことも多々あります。3時間間隔や4時間間隔なんてとてもじゃないけど開けられません、と不安になるお母さんもいらっしゃいます。
 デメリットにあげましたが、母乳でリズムが付きにくいのは生後3か月頃まで。それ以降は次第にリズムがついてきます。

 

5. お母さんが薬を服用すると授乳できない場合がある

 お母さんが摂取した薬は母乳に成分が出てしまいます。
 薬によっては赤ちゃんに悪影響を与えるため、授乳をやめなければならないことがあります。
 あなたが薬を処方してもらうときには、 病院の先生や薬剤師さんに授乳中であることをしっかり伝えて、お薬の服用が可能か判断を仰ぎましょう。

 

6. 外出の際、授乳する場所に困る

 自然の摂理とはいえ、公衆の面前で授乳は出来ませんよね。
 外出先に授乳室があるか、なければケープでしのげるか、事前チェック必須です。

 

7 母乳パッドやガーゼなどが必要でその分のお金がかかる

 授乳中、飲ませているおっぱいとは反対側からぽたぽた母乳が出たり・・・パッドが沢山必要になることも
 洗い替えできるガーゼで代用できたりしますので工夫次第で乗り越えることも可能です。

 

8. 疲れや寝不足で母乳が出なかったり、乳腺炎などのおっぱいトラブルが多い

 母乳をスムーズに出すために、日々、ママの体の心配りやケアが大切です。

 

9. お母さんの具合が悪くなって授乳が辛くても、代わってもらえない

 お母さんの調子が悪くて誰かにミルクをあげてもらおうとしても、普段慣れていない哺乳瓶だと嫌がって飲まないことがあります。

 

10. 食費アップ

 授乳をしているととんでもなくママのお腹が空くので、産前には考えられないような食事量だったり、母乳への影響を考えて食事の質をあげたりすることで、食費アップになることも。月々のミルク代はかかりませんがこういう所もチェックですね。

 

 

1.3 母乳育児では何に気を付ければ良いのか

母乳育児は、ミルクなどがない時代から行われてきた自然な子育て方法だけあって
魅力的なメリットがたくさんあります。
しかし、自然である反面、デメリットとなることもあります。
紹介した10のデメリットの中で最も気を付けなければならないのがママの体調や食生活です。

ミルクとは違い母乳はママのおっぱいが作り出す自然な飲み物です。
しかし、その成分や量はママの体調や食生活に直結してしまいます。

即ち、ママが体のバランスを崩したり、食生活を乱すと、母乳の量が減ったりマズくなったりしてしまいます。
そうすると、貴重な赤ちゃんの食事がなくなってしまう事になるのです!

大人は、食事がなくても外食やレトルトなどで済ませることができますが
赤ちゃんはそうはいきません。おっぱいがでなくなると一大事なのです。

母乳育児を目指す場合、万が一母乳が出なくなった場合のトラブルに備えておくことが重要です。
主な対応方法は以下の3つです。
 

  • 万が一の為のミルクを用意しておく
    母乳育児でも、母乳がでなくなる事を想定して哺乳瓶1つとミルク1缶は持っておいたほうが良いでしょう。
    産院によっては、ミルク1缶を退院時にお祝いとして1式頂ける所もあると思います。
    哺乳瓶は持っていなければ買うか、貰うかする必要があります。
    完全母乳で育てられれば買った哺乳瓶やミルクは無駄になってしまうのですが
    掛け捨ての保険だと思って一式は手元に置いておきましょう。
    ちなみに、母乳育児の保険として購入する場合にはミルトンの様な殺菌材は不要です。
    哺乳瓶の消毒は煮沸でも行えますので、保険として購入する場合は必要ありません。
    途中からミルク育児に切り替える場合は購入を検討してもよいでしょう。
     
  • 健康的な生活、食生活を心がける
    母乳を出すという事は自然な事ですが、残念ながら母乳はママが自然と生活をしているだけでは上手く出るようにはなっていません。
    主に生活習慣や食生活を母乳が良く出る環境へと変えていかないとおっぱいは授乳期間が終わる前に止まってしまうのです。
    健康的な生活とは即ち、規則的な生活リズムを作り、適度な運動を行ったうえで、しっかり睡眠を取ることを指します。
    また、母乳に良いとされる鉄分、タンパク質、カルシウムを多く含む食事を摂っていくことを指します。

     

  • 簡単に安価で母乳が良く出るアイテムを使う
    二つ目の「健康的な生活、食生活を心がける」を読んで
    私には無理だ・・・
    と感じたあなたは正直です(笑)
    実は、赤ちゃんの子育てに詳しい人でも、料理が上手な人でも
    「健康的な生活、食生活を心がける」を続けるのは難しいんです。
    きちんと出来ていると思っていても、実はトラブルを抱えていて
    ある日突然おっぱいが出ない!なんてことがあり得るのです。

    他にも十分に出ていると思っていても足りなかったり
    美味しくなくって赤ちゃんがきちんと飲んでくれない場合があります。

    実は、このトラブル例は何を隠そう私のことですなんです!(涙)
    私も保育士をしていて母乳の知識も料理も自信があってきちんとこなせているつもりだったのですが
    母乳育児の途中で、おっぱいの出が悪くなるトラブルに見舞われてしまいました。

    多くの場合、お母さんの食生活に問題がある場合が多いです。なにを隠そう、私も母乳の量が足りず、更においしくなかった為
    一時期、本気でミルクに移行しようか悩みましたwobbly

    その際、トラブル解消のため、ありとあらゆる方法で解決を試みて失敗してぼろぼろになっていました。
    しかし、ママ友から教えて貰った「簡単に安価で母乳が良く出るアイテム」がきっかけとなり、母乳育児で最後まで通す事が出来ました。
    つまり完母成功ですね

    完全母乳を目指している人にはぜひ読んでおいてください。
    普段から「簡単に安価で母乳が良く出るアイテム」を使っておくとトラブルを未然に防ぐことができますよ!

    「簡単に安価で母乳が良く出るアイテム」の詳細はこちらです。

 

 

 

2.1 ミルク育児の7のメリット

1. お母さんの食事内容に関係なく、いつでも一定で栄養バランスの整ったミルクを飲ませてあげられる

 もしお母さんが不摂生してしまっても、ミルクだと栄養がバッチリとれますね。

 

2. 赤ちゃんの飲んだ量が分かりやすい

 ちゃんと赤ちゃんがミルクを飲んでいるか一目で分かるので安心です。

 

3. 腹もちが良い

 母乳は消化が早いのですが、ミルクは消化に時間がかかるので腹もちします。

 

4. 腹もちが良いのでまとめて寝てくれる赤ちゃんが多い

 お腹が膨れている時間が長いので、まとまった時間眠る赤ちゃんもいます。

 

5. 腹もちが良いので、授乳のリズムが整いやすい

 授乳と授乳の間隔をあけやすく、3時間間隔や4時間間隔での授乳というようにリズムをつけやすいです。

 

6. お母さん以外の人でもミルクを飲ませてあげられる

 お母さんの具合が悪いとか、用事があるときにも、他の人に授乳を代わってもらうことができますね。

 

7. どこでもミルクを飲ませてあげられる

 母乳のように服をまくったりする必要がないので、場所さえ選べば人の目を気にする必要がなくてラクです。

 

 

 

2.2 ミルク育児の7のデメリット

1. 免疫力をお母さんの母乳からもらえない

 病気やアレルギーを防ぐための免疫物質はミルクから摂取できません。

 

2. ミルク代がかかる

 月々5千円から1万円ほどかかります。(飲む量や購入値による)

 

3. ミルクの用意に時間がかかり、すぐには飲ませてあげられない

 粉とお湯と湯ざましと混ぜて、適温まで冷まして・・・とミルクが仕上がるまでのステップが長いですね。

 

4. 哺乳瓶の消毒やお湯や湯ざましの用意など手間がかかる

 哺乳瓶を洗って消毒したり、ポットにお湯を用意しておいたりと一手間が必要です。
 

5. 外出の際、荷物が多くなる

 粉、お湯、湯ざまし、哺乳瓶、とミルクを作るためのセットだけでも結構な量の荷物になりますね。

 

6. 腹もちがいい=消化に時間がかかっている

 ミルクの中に含まれるタンパク質で、消化に時間にかかるカゼインが多く含まれています。
 赤ちゃんが規定の量より多く欲しがっても、飲ませすぎは消化器官の負担になるので要注意です。

 

7. 乳幼児突然死症候群(SIDS)

 平成9年度 厚生省心身障害研究  「乳幼児死亡の防止に関する研究」で、ミルクで育っている赤ちゃんのほうが母乳で育っている赤ちゃんよりSIDS発症が多いとのこと。
 SIDSの原因ははっきりとしたことは不明です。そしてミルクを飲んでいることがSIDSへつながるというという直接的原因とはされていません。
 あくまで割合ということなので不必要に不安に思わないでください。
 でもリスク低減のために母乳育児を推奨されています。
 
 
 

母乳育児とミルク育児のまとめ

母乳育児の10のメリット
  • 1 いつでもすぐに飲ませてあげられる
  • 2 ミルク代がかからない
  • 3 栄養が豊富で消化が良い
  • 4 赤ちゃんが欲しがるだけ飲ませてあげられる
  • 5 赤ちゃんに免疫力がつく為、病気になりにくい
  • 6 授乳には子宮収縮作用がある為、母体の回復が早い
  • 7 乳幼児突然死症候群(SIDS)の予防として効果的
  • 8 お母さんのダイエットに効果的
  • 9 おっぱいを吸う力が必要な為、赤ちゃんの脳やあごが鍛えられる
  • 10 外出の際の荷物が少なくてすむ

     

母乳育児の10のデメリット
  • 1 お母さんは食事の内容に気を付ける必要がある
  • 2 赤ちゃんの飲んだ量が分からない
  • 3 消化が良いので頻繁に授乳する必要がある
  • 4 頻回授乳で授乳のリズムが整いにくい
  • 5 お母さんが薬を服用すると授乳できない場合がある
  • 6 外出の際、授乳する場所に困る
  • 7 母乳パッドやガーゼなどが必要でその分のお金がかかる
  • 8 疲れや寝不足で母乳が出なかったり、乳腺炎などのおっぱいトラブルが多い
  • 9 お母さんの具合が悪くなって授乳が辛くても、代わってもらえない
  • 10 食費アップ

     

母乳育児では何に気を付ければ良いのか
  • 万が一の為のミルクを用意しておく
  • 健康的な生活、食生活を心がける
  • 簡単に安価で母乳が良く出るアイテムを使う(こちら

 
ミルク育児の7のメリット
  • 1 お母さんの食事内容に関係なく、いつでも一定で栄養バランスの整ったミルクを飲ませてあげられる
  • 2 赤ちゃんの飲んだ量が分かりやすい
  • 3 腹もちが良い
  • 4 腹もちが良いのでまとめて寝てくれる赤ちゃんが多い
  • 5 腹もちが良いので、授乳のリズムが整いやすい
  • 6 お母さん以外の人でもミルクを飲ませてあげられる
  • 7 どこでもミルクを飲ませてあげられる

ミルク育児の7のデメリット

  • 1 免疫力をお母さんの母乳からもらえない
  • 2 ミルク代がかかる
  • 3 ミルクの用意に時間がかかり、すぐには飲ませてあげられない
  • 4 哺乳瓶の消毒やお湯や湯ざましの用意など手間がかかる
  • 5 外出の際、荷物が多くなる
  • 6 腹もちがいい=消化に時間がかかっている
  • 7 乳幼児突然死症候群(SIDS)

 - 母乳とミルク 徹底比較

             

  関連記事

母乳とミルクの違い 赤ちゃんの成長、お母さんの負担、費用の違いを徹底比較

こちらでは母乳とミルクについて、様々な角度から比較してみました。 それぞれの特徴 …