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夜間の授乳はいつまで?母乳で虫歯?

      2015/08/30

赤ちゃんがすくすく成長してきて、立派な歯も生えてきた。

あれ?夜中の授乳っていつまで続けていいの?

母乳は虫歯になりにくいって聞いたけどホント?

そんな疑問を、元保育士の私の立場から、小児歯科の見解から、育児の理想論と実際、などから説明したいと思います。

     歯が歯磨き

 

 

夜間の授乳はいつまでOK?母乳で虫歯になる?

 

ポイント  元保育士ママからのアドバイス

授乳はお母さんと赤ちゃんがともに満足できるまで続けてOK。
でも、離乳食後の歯磨きはしっかりと!(特に夜ごはんのあとは)
できれば夜間授乳後は歯をガーゼでぬぐってあげて下さいね。

 

 

以前は母乳の栄養&離乳食のすすみ具合から、早めの離乳を勧められていました。

が、今は授乳を通して体への栄養だけでなく、
心の栄養(赤ちゃんの安心感、母子のつながりや信頼関係など)にも着目されていて、
母乳は2歳まで与えることを推奨されています。(厚生労働省 2007年 新 授乳・離乳の支援ガイドライン

※新 授乳・離乳の支援ガイドライン
ユニセフと世界母乳育児行動連盟(WABA)、世界保健機構(WHO)の共同勧告を受けて厚生労働省が12年ぶりに改定。

 


元保育士の立場である私から言うと
赤ちゃんとお母さん、双方が納得いくまで授乳を続けたほうが、心が安定している赤ちゃんが多いように感じました。

だから、世界規模で「母乳は2歳くらいまであげたらいいよー」という意見には賛成しています。

 

 

が、しかし!
歯科医や乳児健診の先生の見解によると
虫歯へのリスクから夜間の授乳は歯が生えてきたらやめるべき、など
早めの離乳を推奨されています。
これは、母子の心の栄養やつながりよりも、虫歯のリスクが優先順位として高いということなのでしょうかね。
(どっちも大事じゃんと私は思ってしまいますが・・・)

 

でも、母乳だけが原因で虫歯になるわけではない、とも小児歯科医の先生はおっしゃっています。

赤ちゃんは離乳食を食べ始め、段々と栄養を母乳以外のものからとるようになっていきます。
そこで歯磨きをしっかりしないと歯に歯垢がたまってきます。
また人は寝ている時には唾液の分泌が少なくなって歯垢の中に虫歯菌が繁殖しやすくなります。
この虫歯菌が酸を作り、そして虫歯へとなります。

 

なので
離乳食後にしっかり歯磨きをせずに歯垢がたまっていく
      ↓
歯垢がたまっている状況でさらに夜間に授乳
      ↓
虫歯になる

ということになるのです。

 

 

決して母乳で夜間の授乳をしたら虫歯になる
というわけではないんです。

虫歯の1番の原因は歯垢のたまりなので、しっかり歯磨きしましょうね
と歯科医の先生はおっしゃっています。

 

ちなみに、赤ちゃんが1歳を過ぎた頃の母乳の栄養はほとんどないし、虫歯にもなりにくい
なんていう説があるんですが、それは誤解だそうです。

赤ちゃんが0歳の時と1歳の時では栄養の成分が違うのは確かなのですが、栄養がないわけではないんです。

実は母乳は赤ちゃんの成長に合わせて栄養の成分を変えていっています。(ママの体ってスゴイ!)
その不足分を食べて補うというのが離乳食の目的の1つです。

 

 


赤ちゃんは夜のねんねだけでなく、お昼寝もします。
寝る前にはきれいなお口!を目指して、理想論としては毎食後キッチリ歯磨きを!と言いたい所ですが
実際子育てをしていると、なかなか難しいこともありますよね。

 

なので
少なくとも1日に1回はきちんと歯磨き!
できれば夜間の授乳後はガーゼで歯をぬぐうなどのケアを!

これで赤ちゃんの大切な歯を守ってあげて、
そして楽しく幸せな授乳ライフを送ってくださいね。

 

仕上げ磨き

 

 

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