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赤ちゃんが寝ない10の原因と簡単に寝かせる解決策

      2015/08/30

赤ちゃんがちゃんと寝てくれなくてママまでイライラして困ることはありませんか?

寝ない赤ちゃんを無理に寝かせようとしてもうまくいきません。
赤ちゃんが寝ない原因は主に10個。
それぞれにあった解決方法を試すことで、あなたの赤ちゃんも驚くほどちゃんと寝てくれるようになりますよ。
この記事であなたの赤ちゃんが寝ない原因を見つけて安らぎの睡眠タイムを手に入れて下さいね。

 

原因1 まだ生活リズムが定まっていない

乳児期(0歳児)、特に前半は生まれて間もない頃ですから、生活リズムがなかなか安定しないものです。
固定の時間に無理に寝かそうとしても、乳児期の赤ちゃんはまだその準備が整っていないのです。

 

flair解決策

赤ちゃんが生活リズムに慣れやすくするよう心がけることで、安定した睡眠リズムをつけやすくなります。

具体的には、赤ちゃんに朝と夜の区別が分かるように、カーテンの開け閉めをして昼間には光を浴びさせ、夜には暗くなるようにしてあげましょう。
また、昼間はあえて生活音が聞こえる場所で寝かせると昼夜の区別が付きやすくなります。
ただし、あまり大きな音を立てると起きてしまうので、お母さんが家事をしている音くらいが目安です。
生活リズムの基盤だけは失わないようにしておけばOKです。

ちなみに乳児期(0歳児)では数時間でおっぱいを欲しがる状態が正常ですのでおっぱいの時間を固定にする必要はありません。
おっぱいのタイミングは赤ちゃんがおっぱいを欲しがるタイミングであげましょう。
 

 

原因2 抱っこで寝かしつけている

抱っこで寝かしつけて、いざお布団におろそうとしたらパチっと目を覚ますことはありませんか?
子どもって背中にスイッチでもついてるんじゃないの!?とビックリしてしまいますね。

抱っこで寝かせる方法は、子供を布団に移すタイミングでどうしても目が覚めてしまいやすいのです。
眠りが深い所で布団に移す事が出来れば良いのですが、中々難しいと思います。
 

flair解決策

解決策は2通りあります。
 

上手な抱っこで楽に寝かせる

抱っこねんねの期間の長さに差はあれども、いずれは必ず終わる入眠方法なのです。
赤ちゃんが目を覚ましてしまうタイミングは下ろすタイミングが最も多いので
その部分だけやり過ごせば抱っこ寝かしつけを続ける事は不可能ではありません。

赤ちゃんを下ろす際に起こさないためには抱っこ紐を使用する事をおすすめします。
長期間抱っこし続けるのは腕や肩、腰が辛くなりがちです。
十分熟睡していれば、そうそう振動があっても目を覚ます物ではないのですが
ただの抱っこだと腕や肩、腰が疲れて、眠りが浅い状態なのに下ろしてしまい目を覚ます悪循環には陥りやすくなります。
抱っこ紐を使用していれば、手が空きますので赤ちゃんが熟睡するまで用事をしておく事が出来ます。
そして、十分赤ちゃんの睡眠が深くなってから余裕を持って下ろしてあげれば赤ちゃんの眠りを妨げる事もありません。

 

抱っこせずに寝かせる方法を身に着ける

抱っこの寝かしつけに限界を感じているのであれば、赤ちゃんに抱っこ寝かしつけを『卒業』してもらう方法があります。

ただし、これはお母さんにかなり覚悟がいるかもしれません。
何故なら泣いても抱っこせずに根気強くトントンや、優しくさすることで寝つけるように習慣づける必要があるからです。
でも安心してください。保育園では0歳児クラスの入園したての子以外はみんな布団でトントンで眠れるように教えてあげていて、みんなちゃんと眠れるようになります。

では、抱っこ寝かしつけの卒業方法ですが、コツは赤ちゃんを安心させてあげることにあります。
今までお母さんに抱っこされていた環境から急に変わることで不安を覚えてしまうと寝られなくなります。
抱っこをせずに、安心感を与えてあげることが必要があるのです。
おすすめの方法は子どもをお布団で優しくくるんであげて添い寝、または軽く覆いかぶさるような感じで、子どもに体を密着させます。

そして子どもの呼吸の早さに合わせて保育者も同じペースで呼吸をしてあげる。
更に呼吸のペースでトントンする、という方法です。
ママのお腹にいたときの環境に非常に近しい状態になり、赤ちゃんはとても安心できる方法です。

しかし、この方法でもお布団から逃げ出してしまう場合もあります。
そんな時は保育者が座って足を前に伸ばして、子どもの頭がママ側になるように足と足の間に子どもを挟んであげます。
お布団で優しくくるんであげて歌を歌いながらおでこをなでたり、トントンを繰り返します。
こちらも逃げにくくする以外は初めの方法と同じで赤ちゃんが安心できる状態を作り出す事が出来ます。

いずれの場合も、試し始めてから暫くは環境の変化に慣れず泣いてしまうと思います。これは仕方ありません。
しかし、早い子なら二日程度、長くても一週間程度続けることで赤ちゃんも慣れてきて寝られる様になりますよ。

 

 

原因3 大人の生活パターンに引っ張られている

今の社会はかなりの夜型ですね。
その大人の生活パターンに、赤ちゃんやを付き合わせると睡眠が上手く取れず眠るのが下手になってしまいます。
では日常でどんな風に夜更かしになってしまっているかの例をみていきましょう。

パパのお迎えパターン

お仕事を夜遅くまでがんばっているパパ。
家と駅の距離が遠いから、家にいるママに車で迎えに来てほしい。
子どもを家に置いてママだけ迎えに行くのは危険。だから結局連れて行って、子どもの眠気が覚めてしまう。

 

大人の生活環境に影響されるパターン

夜は楽しみにしていたドラマがあるの、とママ。
今夜の野球の試合は逃がせないねー!とパパ。
電気も煌々と点いていて、TVも大音量。
大きい音やまぶしい光があると、赤ちゃんや子供がゆっくり寝られません。

 

パパが帰宅後に構ってしまうパターン

かわいい赤ちゃんを可愛がりたいのはパパも同じ。
仕事で疲れた後はかわいい赤ちゃんの顔を見てリフレッシュしたいと思うかもしれません。
しかし、赤ちゃんが夜中に起きている時間が長くなると睡眠リズムが崩れて、寝るべき時間に寝られなくなってしまいます。
 
ちょうどパパが帰宅した時間帯に赤ちゃんが目を覚ますことも多いと思います。
しかし、ここぞとばかりに赤ちゃんをそのまま起こして遊んでいると眠気が覚めてしまい赤ちゃんが睡眠不足になってしまいます。
 

flair解決策

生活の全部を子どもに合わせるのは難しいかもしれません。
でも出来る限り家族みんなで協力して、子どものペースで生活リズムを組むようにしてあげてみてください。

重要なのは、夜は暗い&静かな部屋(環境)を確保してあげることです。子どもがゆったり眠れるように努めてみましょう。

 

原因4 お風呂のタイミングが悪い

みなさんのご家庭ではお風呂はどのタイミングで入るでしょうか?
「夕飯、入浴、睡眠」という順番のご家庭も多いですよね。
1日の汗や汚れを落としてさっぱりしてから寝る、というのは気持ちがいいものです。
でも子どもによってはお風呂に入ると目が冴えてしまって、そこからまた眠気が来るまでに時間がかかるう場合が多いのです。

 

flair解決策

単純に入浴と夕飯の順番を変えてみてください。お風呂を先に済ませる事で、夕食を食べて眠くなったタイミングでスムーズに寝かしつけを行う事が出来る様になります。

 

 

 

原因5 日中の運動が足りない

赤ちゃんも成長に従い、体力が付いてきます。そうすると、室内ばかりに閉じこもっていると体力が余ってしまい寝付けなくなる事があります。

 

flair解決策

適度な運動は体をほどよく疲れさせてくれるので、夜にスッと眠れる様になります。
動くのがあまり好きでない子は、まずお外に出てお日様や風にあたるだけでも良い刺激になります。
そこからちょっと散歩してみて花を眺めてみたり、電車が見える所まで行ってみたりと子どもの好きなことをしながら活動範囲を広げてみると良いですよ。

 

 

 

原因6 揺れがないと眠れない

お母さんのお腹の中にいた時の記憶なのか、ある程度体が揺られていないと寝付けない赤ちゃんがいます。

 

flair解決策

成長するにつれ、揺れがなくても寝られる様になります。成長すると揺れを与えてあげる事が難しくなることも要因の一つです。なので、月齢が小さい時のみ対策をすれば良いでしょう。

抱っこしてあげる事が最も手っ取り早いのですが、今度は抱っこしないと寝ない癖がついてしまいます。

今は自動で揺れてくれるバウンサーやベビーラックなどがあります。
一時的にこういうものに頼るのはアリだと思います。

また自動車に乗せると泣きやんですぐ寝ちゃう、という子も割と多いです。
チャイルドシートに乗せて少しドライブ・・・というのも1つの手ですね。

 

 

 

原因7 昼寝の長さ&昼寝をするタイミングのバランスが悪い

結構見逃しがちなのがお昼寝の長さと、とっている時間帯。

起きないからといって寝かし続けていたり、
寝かしつける時間が遅くなって、結果お昼寝終了時間が遅くて、夜の睡眠に支障が・・・ということが多いんです。

生後間もない赤ちゃんは生活リズムがまだ付いていないので、寝られる時に寝かせてあげるしかありません。しかし成長するにつれ体力が付き、だんだんと生活リズムを付けていくことができるのです。

しかし、体力が付いてからも好きな時間にお昼寝をしていると、生活リズムが出来上がらず夜に寝られなくなってしまうのです。

 

flair解決策

保育園では遅くても15時にはお昼寝を終了させ、夜にしっかり眠れるよう生活リズムをつけています。

こうする事で、夜は18時から20時までのあたりでちょうど眠気が来るようになります。お昼寝の長さ&時間帯を工夫してみて下さいね。

お昼寝はここまで!と時間をみて切り上げてもOK。
そのあと大好きなおやつタイムですからそんなにグズらないはずです(笑)

 

 

原因8 寝る体勢が悪い

安定した睡眠を取るには、寝ている時の姿勢も重要です。特に赤ちゃんや子供は寝相が悪いので、寝づらい体勢のまま寝てしまう事も良くあります。

うつぶせで寝るのが好きな子が本当に多いな・・・と保育園で勤務している時に感じました。

ただ普通にペチョっとうつ伏せになっている子、
だんごむしみたいに丸まっている子、
お尻だけプリっと突き上げてうつ伏せになってる子(笑)

入眠の際にうつぶせのほうが寝られるのならばそれで良いのですが、体に負担がかかる体勢をとったまま寝ていると途中で辛くなり目が覚めてしまう事があります。

 

flair解決策

本格的に寝入ったらまっすぐに寝相を直してあげましょう。
また布団はふわふわではなく固さのあるものを使うと寝やすくなります。
子どもの近くには物を置かないようにしましょう。寝返りを打った際に当たって目を覚ますことがあります。

なお、うつぶせ寝は「乳幼児突然死症候群(SIDS)」の原因ともされているので、うつ伏せが熟睡できる場合でも注意深く様子をみてあげる必要があります。

 

 

原因9 入眠儀式が無い

子どもは生活リズムが一定だと心が安定します。
1日の生活の流れを予測でき、次にすべきことも段々自分で分かってくるようになります。これは、まだ言葉が喋られない赤ちゃんの時代から既に始まっています。

つまり、『今は寝る時間なんだ』という事がしっかり理解できれば、寝付くまでの時間が早くなるのです。

しかし、寝る時間が来たことが理解出来ないと、遊びたい気持ちが勝ってしまい寝付かないと、いった状況になるのです。

 

flair入眠儀式が原因の場合

まずは大体でいいので生活リズムパターン(起きる、寝る、食べる時間、を軸にすればOK)を決めてしまいましょう。
その中に「寝る前に必ずすること(入眠儀式)」を取り入れるのをオススメします。

例えば「絵本を読む」です。
絵本を読む、そして電気を消す、寝る、という流れをパターン化させてしまうのです。

安定した気持ちを持ち、そして1日の終わりをちゃんと自分で納得して眠りにつく。
これを小さい頃から習慣化しておくと大きくなってからも睡眠のリズムをつけやすくなるのでおすすめですよ。
 

 

 

原因10 添い乳をしている

母乳育児をしていて、授乳方法が添い乳という方は要注意です。
 

添い乳が常習化するとおっぱいをくわえながら寝ることがクセになります。
するとふと目が覚めた時に「おっぱいがない!」と気付くと不安になって泣いて起きてしまいます。

だからお母さんはまたおっぱいをくわえさせて寝かせて、また目が覚めたら不安になって泣くという、悪いループに陥ってしまいます。

flair添い乳が原因の場合

また、添い乳だとくわえ方が浅くなりがちで母乳をたくさん飲めません。
なのですぐお腹が空いて目を覚してしまいます。

添い乳には赤ちゃんの生命を脅かす危険が潜んでいます。
あなたがもし添い乳をしているであれば
実は危険な添い乳授乳 3つのメリットと8つのデメリットを読んでください。

 

 

 

赤ちゃんが寝ない10の原因と解決策 まとめ

 illust2014_thumb.gif

 

では、原因と解決策についてまとめます。

  • 原因1 まだ生活リズムが定まっていない
    flair解決策 赤ちゃんが生活リズムに慣れやすくするよう心がける
     
  • 原因2 抱っこで寝かしつけている
    flair解決策 

    上手な抱っこで楽に寝かせる、または抱っこせずに寝かせる方法を身に着ける

     

  • 原因3 大人の生活パターンに引っ張られている
    flair解決策 子どものペースで生活リズムを組むようする

     
  • 原因4 お風呂のタイミングが悪い
    flair解決策 お風呂を先に済ませ、夕食を後にする

     
  • 原因5 日中の運動が足りない
    flair解決策 お外に出てお日様や風にあたる。余裕があれば外遊びをする。

     
  • 原因6 揺れがないと眠れない
    flair解決策 抱っこしてあげる、自動で揺れてくれるバウンサーやベビーラックを使う、ドライブをする

     
  • 原因7 昼寝の長さ&昼寝をするタイミングのバランスが悪い
    flair解決策 。お昼寝の長さ&時間帯を工夫する

     
  • 原因8 寝る体勢が悪い
    flair解決策 本格的に寝入ったらまっすぐに寝相を直してあげる

     
  • 原因9 入眠儀式が無い
    flair解決策 絵本を読む、そして電気を消す、寝る、という流れをパターン化させる

     
  • 原因10 添い乳をしている
    flair解決策 添い乳をやめる。詳しくは実は危険な添い乳授乳 3つのメリットと8つのデメリットを参照。

 

 

 

 

 

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