おもちゃの貸し借り。
これって実はすごーーーく難しい問題だったりします
保育園で勤務していた時は、個人のおもちゃはなく保育園のおもちゃだけでしたし、公園の遊具も皆のもの。
そして子ども達はみな自分の子ではないので、取り合いや喧嘩になっても平等にジャッジすることが出来ました。
でも子育てするようになって感じたことは・・・
親が絡むとややこしい!(苦笑)
正直みんな我が子がカワイイですからね。
或いは気を使いすぎて疲れる疲れる・・・。
よほど同じような教育方針や躾の考えを持った方同士で遊ばない限り、
チッ・・・となるか、イライラっとなるか、モンモンとなるか・・・かもしれません
元保育士ママからのアドバイス
地域性、相手の親子の性格、色々ありますが、そんな中でも試行錯誤しながら、
でも自分の中で絶対譲れない軸だけ作っておけば良いと思います。
また最終的に大人の都合だけで子どもが振り回されることがないよう、あまりに理不尽な貸し借りで子ども達の気持ちを傷つけることがないよう、守ってあげてくださいね。
住んでいる地域によっては、
例えば「公園に持ってきたおもちゃは皆で自由に使える物」という暗黙のルールというものがあるようです。
でも大概の所では、公園に各自が持ってきたおもちゃを他の子が勝手に使うのはナシではないでしょうか?
「貸してー」「いいよー」のやり取りができるまでは親の介入、補助が必要ですね。
ここで気にかけて欲しいのは、我が子が納得しないうちに勝手に相手の子におもちゃを貸してあげないことです。
よく見かけるのが・・・
我が子のおもちゃをお友達が使いたがっている
↓
我が子は納得してないのに「お友達にも貸してあげようねー」と言って取り上げるようにして相手の子に渡してしまう。
あああ、それは絶対にやめてあげて下さい。
確かに社会性、協調性、お友達とのやりとりなどを学んでいく必要はあります。
でも子どもがきちんと納得してからです。
小さな子でもちゃんと意志はありますし、大人の言葉をちゃんと聞けます。
だから例えば、
子どもがまだ上手く喋れない年齢でおもちゃのやり取りをする必要があるなら、子どもの気持ちを大人が代弁して、その上でお互いの子が譲歩しながら一緒に遊べる状況を作ってあげる、というのが最善でしょう。
また貸せないおもちゃは持って行かないというのも手です。
こうしたルールを作っておけば、子どもが自分でおもちゃの優先順位をつけて、宝物は大切におうちに置いておく or 1人で遊べる時に持って行く、という考え方ができるようになりますよ。
色々対策した上でもやはり周りの子と上手に遊べないこともあります。
それは年齢や時期のせいでもあり、互いの親子の性格や躾の方針の違いのせいでもあります。
そんな時には無理してお友達と遊ばないのも手です。
年齢や時期が原因なら、しばらくは親子でゆったりまったり遊びましょう。
必ずお友達とうまく関われる時期がきますから、特に1歳、2歳の頃は無理にお友達と関わらせようとしなくて大丈夫ですよ。
親子の性格や躾の違いが原因の場合は・・・
もうね、よほど無理してでも関わらなきゃいけない理由がない限りは、そっとフェードアウトしましょう(^^;)