1歳未満の赤ちゃんに、はちみつを与えてはいけない
これは聞いたことのある方も多いと思います。
その理由は・・・
はちみつは生もので熱処理されていません。
そしてはちみつの中にたまにボツリヌス菌が混入していることがあります。
乳児がはちみつを直接食べてしまった場合、まだ胃腸の発達が未成熟なのでこのボツリヌス菌をうまく処理できません。
その結果乳児ボツリヌス症になるおそれがあるからです。
※乳児ボツリヌス症
・1歳未満の乳児(特に1か月から4か月)がかかる。
・潜伏期間が3日から30日と長い。
・入院期間は数日から数か月になることも。
・原因はボツリヌス菌。はちみつだけでなく、土の中や川の水、海などに広く分布している。
(2006年には井戸水から発症例の報告。また野菜ジュースやコーンシロップもはちみつ同様、与えないようにする)
・症状は、初期に便秘、活気がない、哺乳する力が弱くなる、泣き声が弱い、体がだらんとする(筋緊張性低下)、よだれが多い、首のすわりが悪くなった、眼球運動の麻痺、無呼吸があげられます。致死率は高くはありませんが死亡例もあります。
では
母乳をあげているお母さんもはちみつを食べてはいけないのか?
母乳から赤ちゃんへと移行してしまうのか?
が気になりますね。
元保育士ママからのアドバイス
授乳期間中のお母さんははちみつを食べても大丈夫。
もしボツリヌス菌が混入していてもお母さんの体で処理されるので、菌が授乳を通して赤ちゃんへと移行することはないそうです。
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母乳育児をしていると、自分の食べた物が赤ちゃんの栄養となるので、食べる物に気を使いますよね。
そんな中、はちみつは食べてもいいのかな?と調べて、このサイトに辿り着いて下さってありがとうございます。
おいしく食べて、ストレスをためることなく、楽しい授乳期間を過ごして下さいね
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