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母乳とミルクでは赤ちゃんの体格などに差は出るのか?

母乳を飲んでいる赤ちゃんと、ミルクを飲んでいる赤ちゃんで体格に差が出る
よく言われるのは、母乳を飲んでいる子は小柄で、ミルクを飲んでいる子は大柄、ということ。

これは個人差が大きいところで一概には言えません。
しかし、栄養・飲む量などの違いにより体格差が出ることもあるのも事実です。

 

ではどのような違いがあるのか1つ1つみていきましょう!

 

 

まずは栄養

実はミルクは牛乳を原料としているものがほとんどです。
もともとは牛乳は牛の赤ちゃんを育てるためのもの。
そして牛乳は高タンパク&高脂肪により、短期間で急激に子牛を大きく成長させる飲み物なのです。

粉ミルクは、各メーカーさんが母乳により近い成分へと調整をしていますが、
やはり元が牛乳なので、母乳に比べると脂肪がつきやすく高タンパクなのです。

 

 

次に飲む量。

哺乳瓶の乳首は、少し吸うと沢山ミルクが出てきます。
だから母乳を飲むよりも、ラクな力で簡単に早くたくさん飲むことができます。
だから早飲みになりがちで、満腹中枢が働く前に飲みきってしまうので、『もっと沢山飲みたい!』と赤ちゃんが要求することも少なくありません。

 

 

 

その他に。

ミルクは飲む最初から最後まで栄養は一定で変わりないもの。

それに比べ母乳は栄養に変化があります。
たんぱく質に変化はないのですが、
脂肪の量が最初は少なく(母乳はさらっと水のよう)
最後のほうに多くなる(母乳はとろっと濃厚な感じになる)のです。

これはお腹が空いた赤ちゃんが、最初勢いよく飲み始める時には脂肪が少なく
ある程度お腹が満たされてきた頃に脂肪が増えて、最後に濃厚な母乳を飲んで満足するという仕組みなんです。

だから母乳だと脂肪の摂りすぎにならないんです。

 

 

乳児期に急激に体重が増加すると、脂肪細胞の数も通常よりも多くなってしまいます。
これにより幼児期や成人してからの肥満につながりやすい、という調査結果も出ているようです。

 

 

だからといってミルクが悪者!ということではありません。

また『母乳だから小柄で・・・』と心配する必要も
『母乳のせいで小柄なんでしょ!ミルク足しなさい!』といった外野の声に耳を傾ける必要もありませんpaper

 

最初に言ったとおり、体格の違いは個人差が大きいのです。
ミルクだから・・・とか、母乳だから・・・、という考えに縛られないで
家庭の状況、お母さんと赤ちゃんの事情に合わせて、母乳かミルクか混合なのかを選んで
ストレスなく毎日の授乳タイムを過ごして下さいねconfidentheart04

 

 

でも『できれば母乳で育児をしたいな』ってお母さんは多いかもしれませんね。
また実際授乳していて、『もっとスムーズに母乳が出れば・・・』とお悩みのお母さんもいらっしゃることでしょうweep

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