『寝ている赤ちゃんを起こしてまで授乳させる必要があるのか』
実は対処法を誤ると4つの母乳トラブルに見舞われる可能性があります。
でも安心してください。トラブルを避ける方法、そしてトラブルに見舞われてしまった場合の対処方法についてお教えします。
夜に起きなければ赤ちゃんには授乳しなくてもよいのでしょうか。
- 『3時間、4時間おきに授乳しましょう、って育児書に書いてあるけど・・・?』
- 『ウチの子ぐっすり眠りっぱなしなんです・・・』
- 『前の授乳から5時間や6時間あいちゃうこともザラなんですが・・・?』
- 『やっぱり起こして飲ませるべきでしょうか・・・?』
- 『せっかく気持ちよさそうに寝てるのに起こすのがかわいそうで・・・』
うんうん、ありますあります。
私は子ども2人とも母乳育児だったんですが、
上の子はきっちり3時間おきや4時間おきに目を覚ましたり、ぐずってくれたので定期的に授乳ができて問題ありませんでした。
しかし、下の子の時は放っておいたら6時間以上寝っぱなしになってしまうことも。
私の場合、そこで起こさず寝っぱなしにさせていたのですが、実はあとで大変なことになってしまいました・・・。
それでは、私の体験談も交えて、寝ている赤ちゃんを起こして授乳する必要があるのかを見ていきましょう!
1. 無理に授乳する必要はなし!でも母乳ケアは必須!
寝ている赤ちゃんを起こして無理に授乳する必要はありません。
でもママは母乳ケアを怠ると母乳トラブルに巻き込まれてしまいます!
いきなり結論です!でも、本当に授乳しなくて大丈夫なのでしょうか。詳しく説明します。
赤ちゃんがしっかり眠れているのは、ちゃんと母乳を飲めていて満たされているってことですから、それは良い事です。
だから時間がきたからといって寝ている赤ちゃんを無理に起こして、欲してもないのに無理に飲ませる必要はありません。
例外的に、赤ちゃんの体重の増えが著しく悪い場合は、起こして飲ませる必要がありますが
順調に体重が増えていて、機嫌もよく、ウンチもオシッコもちゃんと出ていれば問題ありません。
しかし、授乳をしない場合、母乳ケアが必要になってきます。
授乳の間隔が長くあきすぎてしまうことが長期的に続くと、様々な母乳トラブルが発生します。
まずは母乳ケアをしなければ発生してしまう辛い辛い母乳トラブルからご紹介します。
2. 夜間授乳を止めて母乳ケアを怠ると起こる母乳トラブル
問題1 母乳が古くなってマズくなる
特に母乳育児を始めて初期の頃は溜まり乳と言って、赤ちゃんの飲む量に関わらずどんどん母乳を生産していくおっぱいなので、時間が経てば経つほど母乳の質が落ちていってしまうんです。
赤ちゃんの舌は敏感なので、母乳の味がまずいと感じたら飲まなくなってしまうこともあります。
解決方法 ケア1 適度に搾乳する
問題2 母乳が止まってしまうこともある
おっぱいは赤ちゃんが乳首を吸うことで刺激を受け、その後もどんどん母乳を作ろうとします。
でも長時間飲まないことが続くと、おっぱいは『あれ?そんなに母乳必要ないのかな?じゃあもう止めるか』と母乳の生産を止めてしまいます。
特に夜間に母乳を生産するホルモンが沢山分泌されるのですが、授乳をせずにおっぱいを放っておくとこのホルモンの分泌が減ってしまい、最終的に母乳が出なくなってしまいます。
母乳育児の人はできる限り夜間授乳をしましょう!と言われる最大の理由はここにあるんですね。
母乳が止まると赤ちゃんにとってはご飯が無いのも同じ状態。すぐに対処が必要です。
またミルク育児の期間が続くと更におっぱいは生産量を落とし、一時的なものでなく本当に出なくなってしまいます。
実際に私もケアをしていなかったので母乳がストップして中々復活してくれず大変な思いをしました・・・。
解決方法
まずはケア1 適度に搾乳するを試してみましょう。症状が軽ければ2、3日で再び母乳が出るようになります。
2、3で母乳が出る様にならなければ、あなたの身体は本気で母乳の生産を終える用意をしている可能性があります。
その場合は、ケア3 母乳トラブルに聞くアイテムを使う を試してみましょう。
止まりかけた母乳を復活させられる可能性があります!
問題3 生理が早期に再開して母乳の味に変化が起こる
母乳分泌を促すホルモン、これには実は排卵を抑える働きもあります。
つまりこのホルモンによって生理が抑えられているのです。
しかし長時間授乳をしないことが続くと(特に夜間の授乳)、ホルモンの分泌が少なくなり、生理が早く再開することがあるのです。
生理が再開しても授乳は続けられます。
しかし、生理中や生理前後のホルモンバランスの変化により、母乳の味が変わったり冷たくなり、赤ちゃんが嫌がって飲まなくなるということがあるのです。
解決方法
残念ながら生理が再開してしまうと確実に再び止める方法はありません。
ただし、ケア3 母乳トラブルに聞くアイテムを使う を行う事で母乳の味を美味しくして赤ちゃんに飲んでもらうことは可能です。
問題4 乳腺炎などのおっぱいトラブル
赤ちゃんに母乳を飲んでもらえず、搾乳もせずで放置していると、ガチガチにおっぱいが張ったり、熱を帯びたり、痛みが出てくる事があります。
それは、乳腺炎というおっぱい特有のトラブルの症状です。
解決方法
乳腺炎の治し方はこちらで詳しく紹介しています。
本当は恐ろしい乳腺炎の影響と3つの根本的な治療方法
3. 母乳トラブルを未然に防ぐケア方法
ケア1 適度に搾乳する
赤ちゃんに飲んでもらうのが1番ですが、それが叶わない場合は自分で搾乳しましょう。
でも絞りすぎには要注意です。絞れば絞るだけどんどん母乳は生産されてしまい、おっぱいトラブルの元になります。
ガチガチに張ったおっぱいを少し絞り、次に赤ちゃんが飲みやすいおっぱいの固さくらいにできればOKです。
特に夜間に授乳しない場合は要注意です。
真夜中に起きて搾乳するのは大変かもしれません。
でもせっかくの母乳育児を大切に続けていくためにも、ここはグッと踏ん張ってちゃんと搾乳して次の授乳に備えておきましょうね。
ケア2 食事は粗食を心がける
昔ながらの和食&粗食を心がけましょう。
特に夕食に気をつかうといいでしょう。
脂っこいものなどを取り過ぎると、それが母乳にも出てしまいます。
脂っこい母乳は消化が悪く、つまり腹もちしすぎてしまい、ずっと赤ちゃんがお腹が空かずに眠り続ける原因になっていることがあります。
和食&粗食でバランスよく食事をとると消化の良い母乳になるので、赤ちゃんがリズムよくお腹が空いて起きておっぱいを要求することにつながりますよ。
実際私はケアも対策もせずにいたら、見事に母乳が一時的に止まりました・・・。
1回止まると、またおっぱいが出るように軌道に乗せるのが大変なので、食事には気を配るようにしましょう。
粗食を用意するのが手間、という方はケア3 母乳トラブルに聞くアイテムを使うも参考にしてみてください。
ケア3 母乳トラブルに効くアイテムを使う
実際に母乳が止まるなどのトラブルが発生してしまった場合、早急な対処が必要です。
ですが安心してください。母乳トラブルに良く効くアイテムというものが存在します。
実際、私も母乳の出が悪くなり赤ちゃんがちゃんと母乳を飲んでくれなくなってしまったのですが
母乳トラブルに良く効くアイテムを試したところ、1週間で無事に回復するという経験があります。
私が使用したアイテムと経験談はこちらでご紹介しています。
まとめ
- 1. 無理に授乳する必要はなし!でも母乳ケアは必須!
- 2. 夜間授乳を止めて母乳ケアを怠ると起こる母乳トラブル問題1 母乳が古くなってマズくなる問題2 母乳が止まってしまうこともある問題3 生理が早期に再開して母乳の味に変化が起こる問題4 乳腺炎などのおっぱいトラブル
- 3. 母乳トラブルを未然に防ぐケア方法ケア1 適度に搾乳するケア2 食事は粗食を心がけるケア3 母乳トラブルに効くアイテムを使う(詳しくはこちら)