授乳の最中に赤ちゃんが震えることがあります
急に震え出すので、お母さんはびっくりしますよね。
痙攣救急にかかったほうがいいのと不安になるかもしれません。
でも、安心してください。赤ちゃんが授乳中に震えるその多くのケースは問題ないものです。
授乳中に赤ちゃんが震える原因と対応方法について見ていきましょう。
1.授乳中に赤ちゃんが震える(痙攣する)症状
授乳中に赤ちゃんが急に震え出したら、お母さんはとってもびっくりしますよね。
授乳中に赤ちゃんが震える原因は
- 問題ない震え
- 危険な震え
上記の二つに分かれます。
赤ちゃんが震えだしたら心配な心を少し落ちつけて、赤ちゃんの様子を良く観察してみてください。
そして、以下のどちらに当てはまるか確認してみてください。
1.1 問題ない震えの症状
問題がない震えの症状は主に以下の様な状態を指します。
問題がない震えが起こる状況の例
- おっぱいを飲みながら
- 目をつぶったまま
- 頭や上半身を小刻みに震わせる
- 手足のつっぱりはない
- 数秒から数十秒
- 寝入りばな
- 震えた後でもぐっすり寝たり、起きた後も元気
1.2 危険な震えの症状
危険な震えが起こる状況の例
- 意識がなくなり、おっぱいを飲み続けることができない
- 顔つきが明らかにおかしい
- 白目をむいている
- 手足のつっぱりがある
- 発作で口に力が入り噛みしめる
2.授乳中に赤ちゃんが震える(痙攣する)原因
症状が判ったら、次は震えの原因について確認してみましょう。
2.1 問題ない震えの原因
赤ちゃんの脳の機能が未発達なために
- おっぱいを飲みながら
- 目をつぶったまま
- 頭や上半身を小刻みに震わせる
- 手足のつっぱりはない
- 数秒から数十秒
- 寝入りばな
- 震えた後でもぐっすり寝たり、起きた後も元気
といった状態の時に震えが発生することがあります。
これは、成長の過程で自然と発生するもので特に心配する必要はありません。
月齢として3か月くらいから8か月くらいの赤ちゃんに多く見られます。
また、震えが止まった後、何事もなく過ごせているようであれば特に対処も必要ありません。
私の子供でも問題がない震えは発生した経験があります。
下の子が生後5か月の頃に震えたことがありました。(1か月の間に数回だけ)
おっぱいを飲みながら、まさにもう寝るといった時にカタカタカタ・・・
と震えだし、『え?何?え!?』となりました
びっくりして、思わず子どもの口からおっぱいを外して名前を呼び掛けたら
『ふえぇぇぇ・・・・・』と泣く我が子。。。
結局その後は何事もなく元気に過ごし、生後6か月に入ってからはピタリとなくなりました。
2.2 危険な震えの原因
てんかんや痙攣といった状態になっている場合は
- 意識がなくなり、おっぱいを飲み続けることができない
- 顔つきが明らかにおかしい
- 白目をむいている
- 手足のつっぱりがある
- 発作で口に力が入り噛みしめる
といった症状が出ます。これは生命の危険がありますのですぐに医療機関を受診してください。
2.3 不安が少しでもあれば医療機関を受診しよう
震えの症状と原因についてお話ししましたが、いかがでしたでしょうか。
問題がない震えと危険な震えでは症状がずいぶん違います。
しかし、上記はあくまで一般的な症状の例で必ず当てはまるという訳ではありません。
内容を鵜呑みにして素人判断をせず、不安を少しでも感じたら必ずかかりつけの小児科に相談してみて下さい。
なお、小児科に相談する際に震えが止まってしまっていると判断ができないことがありますので
可能であれば数秒でも携帯やデジカメで動画を撮っておくと、正しい診察結果を得ることが出来ますよ