子供がせっかく作ったごはんを食べてくれないとガッカリしますよね
なぜ食べてくれないのか、色々理由が考えられます。問題点をクリアして美味しく楽しく食事を頂きましょうね。
お腹がすいていない
単純かつ明快な理由です。子どもは大人のように無理して食べるということがないですからね。
お腹が空いてたら食べる、空いてなかったら食べない。
お腹が空かない理由は・・・
・体を動かしていない
大人でもそうですが、家の中でずっとゴロゴロしているとお腹が空きませんよね。
子どもも一緒です。積極的に外に出て体を動かして、お腹を空かせたら沢山パクパク食べてくれますよ。
・お菓子の食べすぎ
お菓子は舌触りや歯ごたえ、甘さなど、子どもが大好きなように作られているので、お菓子ばっかり欲しがる子もいますよね。
お菓子はあくまで嗜好品。時間や量をちゃんと決めて食べる、
もしくは特別な日だけに限定して普段のおやつタイムは果物にするなど工夫してみましょう。
また飲み物についても要注意です。
例えば100%ジュースや牛乳だったら栄養補給も兼ねられるし良いんじゃないの?
ということで、ついつい子どもの欲しがる分だけ与えてしまう場合があります。
でもこちらもお腹にたまって結局ご飯に支障が出てしまうこともあるので、時間と量を決めておきましょうね。
固さが苦手
離乳食や幼児食の子に多いのですが、
食品の固さがその子の発達に合っていない or 好みではない、
ということで食べないということがあります。
まだしっかり噛めない子には柔らかめの物へ戻してあげるといいですね。
またおかゆが嫌いな子もいるので、大人のごはんの固さに近いものにしてみるなど、子どもの様子を見ながら食品の固さの調節をしていってあげて下さいね。
特定の食品だけ食べて後は残す
小さい頃は苦味を感じるものは本能的に毒かと思ってベーと出しますし、自我が芽生えると好き嫌いも出てきます。
でも満遍なく栄養をとってほしくて作っている側としては、食べなさーい!(怒)となりますよね。
時期的にしょうがないこともあります。
好みの物があって、それを主張できるというのも立派なことですから。
しかしあまりに長期に渡って白米しか食べないとか、トマトしか食べないとか、偏りすぎると栄養失調になる心配も。
嫌いな野菜はお好み焼きにみじん切りにして混ぜ込むとか、ピューレ状にしてホットケーキに混ぜておやつとして食べるなど、もうひと頑張りの調理で食べるか試してみてください。
あとは食べるスタイルに変化を持たせるのもオススメです。
お弁当箱に詰めて公園に持っていっちゃうとか、
おうちの中でピクニックシートをひいてピクニックごっこしながら食べちゃう、
お友達と大人数でワイワイ食べる。
そういういつもと違うことで気分が盛り上がって食べられることもありますよ。
そもそも食に関心がない
食べることは生命活動を維持すること、
そしてお腹が満たされると幸せな気分になることから大概の子は自然と食べるのですが、食に関心がない子も少なからずいます。
大人でも食べることにたいして興味がない人もいますよね。
ある意味個性、そして体質なのかもしれません。(あまり食べなくても平気、ということで。)
そういう子に無理矢理は禁物です。
育児書に載っているような標準的な量を食べないと心配になるかもしれませんが、その子が元気なのであれば大丈夫。
量をこなせなくても栄養バランスが取れるような工夫をしておきましょうね。(色々な食品を一口ずつとか。)
あと年齢があがるにつれて食べられる量が増えてきた、という話もよく聞きます。
幼稚園や保育園、また小学校に行って周りの子のペースにつられてとか、
体が大きくなり運動量も増えて食べられる環境が整ってきたと考えられます。
病気の心配がない限りその子のペースに合わせながら、ストレスなく食事を楽しめればといいと思います。
元保育士ママからアドバイス
焦らずに大らかな気持ちで子どもの食事を見守りましょう
子どもって大人のことをよーーーく見ています。
そして子どもって楽しそうと思ったことには自分から積極的に参加するもんなんです(笑)
食べる量は個人差が大きく、また日によったり、体調によったり変動があるものなのです。
子どもは質の良い食品で、シンプルに料理された物のほうがよく食べる
素材が良い時と、悪い時(まぁ安売りのを買った時)とで正直食べ方が全然違うんですよね。
(保育園のおやつで出た時は、おかわりが取り合いになるほどに・・・)