Q&A 子育ての悩み

赤ちゃんのうつぶせ寝 夜間もずっとひっくり返す?

 

赤ちゃんは寝返りできるようになると、うつぶせ寝を好んでやる子も多いですよね。
保育園で勤務している時も、うつぶせ寝のほうが寝やすい赤ちゃんが本当に多かったですpaper

 

でも、乳幼児突然死症候群(SIDS)の要因として、うつぶせ寝があげられています。
産院やお住まいの市からSIDSの指導をされた方も沢山いらっしゃるのではないでしょうか?

 

そういうことから、うつぶせ寝は危険だと知ってるお母さんも多く、
赤ちゃんがうつぶせ寝をしていたらマメにひっくり返して仰向けに変えてあげていることと思います。

保育園でもお昼寝時間中、
赤ちゃんが寝ているお部屋で様子を見守りつつ、
15分おきに体をさわって呼吸をしているか確認し、
赤ちゃん達がうつぶせ寝をしていたらひっくり返す、ということを徹底していましたpaper

 

と、ここで気になることが。。。
日中は自分が起きているから、赤ちゃんのうつぶせ寝対策ができるけど
自分が寝ている夜間はどうするの・・・?sweat01ということ。

こまめに起きて、赤ちゃんがうつぶせ寝をしていたらひっくり返すしかないんだろうか・・・?sweat01
と思いますよね。

 

 

結論としては
「出来る限り」うつぶせから仰向けへひっくり返してあげましょう、です。

お母さんも、日中の疲れを取るために睡眠はとても大切です。
だから出来る限りで構いません。
ふと目がさめた時なんかは、うつぶせ寝をしていないか確認してあげてくださいconfident

 

またうつぶせ寝をしてしまうことを前提として、その他の対策もしておきましょうflair

赤ちゃんの寝床の周りにぬいぐるみやガーゼなど物を置かない
 思いがけず側に置いてあったものが動いてしまい、赤ちゃんの口と鼻をふさいだら大変です。

赤ちゃんの敷布団やマットは固いものにする
 うつぶせ寝になった時、布団が柔らかいと顔や体が沈んでしまい、口と鼻が埋もれてしまいます。

ベビーベッドに寝かせる場合、柵と布団のスキマに注意
 寝がえりをして、ちょうど柵と布団のスキマにはまってしまうことがあります。
 そこでうつぶせの状態で戻れないと大変なことに。スキマがないように工夫しましょう。

うつぶせ寝対策のグッズは不要
 寝がえりを防止するためのグッズや
 寝がえりさせないためにタオルを巻いたものを赤ちゃんの側に置く必要はありません。
 逆にそれらが赤ちゃんの鼻や口をふさぐものとなる可能性があります。
 


 

乳幼児突然死症候群(SIDS)の予防対策として以下のこともチェックしておきましょうsign01

部屋の温度を温めすぎないように
・布団のかけすぎ、服の着せすぎに注意
・赤ちゃんのいる部屋でタバコを吸わない
・1歳以下の赤ちゃんに枕は不要
・熱すぎるお風呂には入れない

・出来る限り母乳で育てるとよい
・赤ちゃんを出来る限り1人にしない

 

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